1.カミアイ歯数を多くしましたので、1回転中にかみ合う位置が格段に多くなりました。
2.歯数を多くすると必然的に歯は小さくなり、かみ合いが勝手に外れるトラブルが多くなりますが、KTM形クラッチはこの欠点を補いクラッチが勝手に外れにくくなりました。
3.従来のカミアイクラッチは、歯の凹凸を目で確認してかみ合わせる必要がありましたが、このクラッチは、歯の相互位置が多少ずれていても目で状態を確認せずにかみ合すことが出来ますので、ブラインドオペレーションが可能になりました。
4. 従来のカミアイクラッチでは、クラッチに負荷トルクが掛かった状態での切り離しが困難でしたが、このクラッチではトルクが掛かった状態での切り離しが可能になりました