同センター拡張のオープニングで伊東徹弥社長は今年で創業75周年を迎えることに触れ、「1946年以来、モータ技術を現在のパワーモーラに進化させ、そのコア技術に磨きをかけ、理想とするマテハン設備の夢を具現化するため新市場の創造を行っている。『時代を先読みし、常に構想する。即実行し、成果が出るまで努力する』と伊東一夫会長の熱意が全社員に伝わり、今日の当社が存在していることは紛れもない事実。今後も時代の変化に打ち勝つために、より一層努力しなければならない。ハードとソフト技術を融合した技術を活用し、働き方改革の時代を『運び方改革』と言い換えられるようにMDR式マテハンの利便性を伝えたい」と挨拶した。
同社はパワーモーラの単品販売から近年はパワーモーラを組み合わせた直角移載機などモジュール製品、さらにモジュールを組み合わせたコンベヤシステムや仕分け機(id‐SORTER)などを市場に投入。さらにモジュールのソフト技術開発にも力を入れ、システム全体の工期短縮も提案している。
NAGAHORI-ITOH DENKI